こんにちは。大阪府東大阪市 アイインプラントセンター
歯科衛生士の近藤です。日中もかなり冷え込み始めましたがお風邪などひかれてないでしょうか?今日は先日ありましたTBI(歯磨き指導)セミナーでのお話をさせて頂きます。来院された事がある方はお分かりになると思いますが当院では患者様全員に歯磨き指導をさせて頂いております。歯周病や虫歯の一番の原因は細菌で、まずはこの細菌を歯磨きで取り除くことが重要とされています。 歯磨き指導とは一見簡単そうに思えますが、人それぞれ歯並びが異なり普段の磨き方や、癖なども違います。 このセミナーでは、一度歯を磨いた後に染色し磨き残しがあった原因をグループごとに議論を行い歯ブラシの種類が合ってないことや歯ブラシの当てる角度、動かし方が適切ではないという結果がでました。 また講師の先生に教えて頂いたのは歯面に対して直角にブラシを当てるということです。歯と歯の間は特に難しく、歯ブラシを縦に持ち歯と歯の間の手前側と奥側に分けてそれぞれ直角に当たるようにブラシに角度をつけて磨きます。
私達参加者も歯の表面に鉛筆で線を描き、その線が消えるようにブラシに角度をつけ何度も磨き方を工夫して行いました。縦磨きは普段しているはずなのになかなか線が消えず悪戦苦闘しました。磨いているつもりでも実際は細かい隙間まで磨けていなかったのだと思います。自分の思っている以上に角度をつけて初めて線が消えました。細かい事ではありますが、こういう積み重ねが大切なのだと改めて感じることができました。また今回のセミナーでは、主にグループワークだったので他の歯科医院から来られている衛生士さんと磨き方を試行錯誤したり、お互いに模擬指導をしたりと触れ合うこともでき、いい刺激を受けることができました。
このセミナーで学んだことを普段の診療で生かし、来院された患者様が常に綺麗なお口の状態を保てる様努めていきたいと思っています。
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